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いかけしごむ19日目

稽古場日誌19日目




おはようございます!

熊谷です(*^^*)


演出的動きをつけ始めていっていた、ここ数回の稽古。


物語が動き始めるお芝居後半戦だけでなく、

他愛のない話が展開されていくだけの前半戦も、

ついに演出的動きが決められ始めていますm(_ _)m



演出的動きを、冒頭から普通に決めていくならまだしも、

お芝居真ん中らへんから、逆算して決めていく方法を取り始めた、

前回の稽古。



稽古の流れ上、そうなってしまったのは仕方がないとは言え、

ちょっと順番がごちゃ混ぜになってしまう方法です()




前回の稽古は、

後半線の動きを改めて確認&修正しつつ、

ようやっと、前半戦にも少し動きをつけたぐらい。



本日はその続き、

というより、その前のシーン?()を、

数ページずつ遡りながら、

お芝居前半戦にも、演出的動きをしっかりとつけていきましょう




さて、

ここで不思議なのが、

前まで自分がどう動いていたのかが、わからなくなってしまったこと()


順番に最初から、ではなく、

真ん中らへんから逆算して、という手法のため、わけがわからなくなったから、

というのもあるとは思うのですが……



うん。

この演出的動きをつけていくにあたって、

変に自分のこだわりを持っていてはいけない、と、

おそらく思ったのでしょう。


良くも悪くも、新しい情報をちゃんと覚えるために、

頭の中をまっさらにしてしまった気がします()



ま、そんな余談は置いといてm(_ _)m



お芝居の内容的な話をしますと、

お芝居の前半戦は、熊谷は、ただ編み物をしながら会話をしているだけでも違和感はありません。

むしろその方が良いのかもしれない?


じゃないと、

立ち稽古に入ったぐらいに指示された、

「編み物をしながら淡々と会話をしている人」という、

イメージから離れてしまいます。


「ちゃんと話を親身になって聞いてくれている良い人」から、

修正した意味がなくなってしまいますm(_ _)m



でも、その結果、

「あまりにも動かない役」という印象が強くなってしまうのはいただけない。


村尾さんの役は、体の向きをしっかりと変えて、

かつ、座っていたのが立って、前に出てきて、熊谷に訴える、

という心の動きをわかりやすく表現されています。


おそらくその差もあって、

まぁ、「動かない役」というのが、

お芝居全体を通して、お客さんに伝わりやすい、良い表現になっていればいいのですが、

どうもちょっとそこは伝わらなさそうだな、ということになっている現在。




とゆーことで、

お芝居前半戦の熊谷にも動きをつけよう、

という演出プランが動き始めたわけなのですが、、、



いやぁ……


慣れって恐ろしいですね。


頭をまっさらにしている、とは言っても、

なんだかんだで自分がどのへんで動いていたかは覚えているものです。


「この動きは、演出から決められた動き、だよね?」と、

いざ、確認のため、

その都度それぞれのシーンを流していったのですが、

前まで自分の動きやすいタイミングで動いていただけの動きなのか、

それとも、最新情報の動きなのかが、

いろいろとごちゃ混ぜになってきまして、、、()


「このセリフを言っているときは、この景色で合ってる!?」と、

何箇所でなったことか()



とりとめのない会話が続くシーンなので、

仕方がないのですが、

頭の中の整理がちゃんと追いついていない状況です()




ま!

そんなこんなことを言いつつ、

お芝居前半戦の演出的動きを、全部決め終わりました



ちょい休憩を挟みまして、

残りの時間は通し稽古をいたしましょう!




……ん?

通し?

確認のためにシーンごとに流すんじゃなくて??



……通しだ!Σ( ˙ ˙ )


最初から最後まで全部止めずにやるんだ!


個人的に、一息ついて頭をリフレッシュさせてから、

と思っていましたが、

急ピッチで、今決められた前半戦の動きと、

後半戦の動きを改めて確認していきます。


休憩時間中には間に合いませんでしたけど()




久しぶりにやる、冒頭のお芝居ガイドツアー、

今日さっき新しく決めた演出的動きとセリフとの連動がまだ整理しきれていない前半戦、

そして、

一気に物語が動き始めて小道具の扱いにも気を遣わなければいけなくなる後半戦。



いろいろと思い出しつつ、

でも過去の記憶とごちゃ混ぜにならないように気をつけたためか、

「ただただセリフ言いながら、段取りを追いかけているだけ。」

みたいになってしまった本日の通し稽古。



セリフもかなり引っかかりながら、

ではあったのですが、

それでも、気になるランタイムは、55分。



あれ?

あんなにセリフ詰まっちゃったし、段取りもとっ散らかっていたのに、

それでも前の通し稽古のときより、2分縮んでる……



自分に余裕がなかっただけで、

前から見ている分には、サクサクお芝居が流れていたのかしら??


時間は2分縮んでいるそうですが、

沢渡さんから見ている限りでは、

「まだセリフが安定していないね。」という印象だったとか。



……そうですねω・`)

個人的には、もっと余裕を持って、

編み物をしながらぽんぽこセリフを喋っていきたいでございますω`)




これまで、自分がいきやすいタイミングだった動きが、

本日の稽古で、別のタイミングでの動きに決められたわけですが、

これがまたね、

何行かズレているだけのタイミングなんですが、

まぁやりづらい!()



本日通し稽古をやってて、

「あ、そっか、ちょっとだけズレているんだ。」とか、

「ここは役の気持ちのやりやすいタイミングとは違うんだな。」

「このタイミングで動くなら、私の役作りをそっちにシフトしたほうが良いな。」など。


気付くところはたくさんあったのですが、

まだちゃんと整理しきれていないのも相まって、

やりづらさMAX()



「役の感情や気持ちに則った動き」と「見映えを求めた演出的動き」とは違う証拠ですね()


今までのお芝居プランとズレている、というのもあるのでしょうが、

それはそれ、

しっかりと決められたことなのですから、

ちゃんと整理して、

次の稽古で余裕を持っていけるように復習いたしましね(*•̀•́)و




ではまた(*^^*)




熊谷