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いかけしごむ7日目

稽古場日誌7日目



おはようございます!
熊谷です(*^^*)


さ!
もちろん溜まってきてますよ稽古場日誌!!(笑)

寒いのも相まって、全然キーボードと向き合おうとしないから自業自得です(笑)←

それでも稽古は進んでいく!

熊谷ピンチっっ!()


いや、稽古が進んでいくのは当たり前()




とゆーわけで!

本日より、立ち稽古に入りました!


稽古の第二段階でございます




普段の大人数の稽古なら、

まだもう少し読み合わせの稽古をしているのですが、

今回は、短めの作品で二人芝居ということもあってか、

もう10回ぐらいは丸々通し読みをした状態m(_ _)m


いつもとおんなじ感覚でしたので、

もう数回は読み合わせだと思っていた熊谷です(^_^;)




さて皆様。

何回かお伝えしております通り、

今回の第一主義の公演は、ミニマム公演。


小一時間の作品、二人芝居、20席限定という小ぶりな劇場での公演です。


場所は、天王寺にあるスタジオガリバーさん。


劇団大阪新撰組さんのアトリエをお借りしての公演でございますm(_ _)m



……もうお気付きですね??


劇場もガリバーさん、稽古場もガリバーさんということは……



客席からの見え方を、稽古のときから確認していくことができるということ!



立ち稽古に入ったことで、

演出家スイッチによりしっかりと切り替わった、演出の沢渡さん。


案の定、稽古写真を撮り忘れてしまってました()



ですがご安心を!


我らが音楽家のマツキさんが撮っててくださいました〜!



とゆーわけで、

本日の稽古写真は、演出家も込みでお送りいたします()




……え?

写真があって安心したのは熊谷だろうって??


もちろんですよ!()




稽古場兼劇場である、今回のミニマム公演。


演出家の仕事の一つは、

「客席側から、お芝居の見え方を整えること」。



小劇場ならではなのですが、

大劇場と違って、主催者側が整える客席。


どのように客席を配置するかも、主催者側が決めるのですが、

今回のミニマム公演では、

それも考えたりしながら公演準備を進めてまいりますm(_ _)m


ミニマム公演ならではの利点を、

稽古中からフル活用していきますね(*^^*)




さ、そんなことも同時進行で考えつつ、

本日は初めての立ち稽古。


少し前の読み合わせで、

初めて向かい合った状態で行いましたが、

そのときの違和感を、

お芝居上での表現に組み入れることにしました。


それが、前回の稽古のときの、

向かい合っているけど、一直線上ではなく少しずれている、という状態。



この状態を活かしつつ、

もう少し舞台上でのバランスを整えてみる。



劇場兼稽古場ですので、

客席からちゃんと見えるように確認できるだけでなく、

その場でメジャーで測りながら舞台上で使うイスやテーブルの場所なども、

決めていくことができますm(_ _)m



そんなことも決めつつなのですが、

今回の舞台上で大切なのは、役者が使う「イス」の場所。



別役実さんの「いかけしごむ」、

お芝居関係の人は、けっこー知っている方が多い作品なのですが、

この台本上での設定は、

「とあるベンチに、男女が二人で並んでしゃべっている」というもの。



ですので、ぶっちゃけずっと座っているだけの会話劇。


その中でどのようにお見せしていくのかを考えて作っていくのが、

まぁお芝居の稽古なわけですが、

今回の第一主義では、稽古写真のようにお見せいたします!()



二人芝居ですので、これまでの大人数芝居のように、

演出からの交通整理もほとんどないのですが、

それはそれ、舞台美術を決めるべきポジションとして、

どっちがどっちのイスにいるのかは決めていただかなくていけませんm(_ _)m


とゆーわけで!

決まりました!!



舞台のど真ん中にベンチを置いて男女二人が横並びで座っている、

という見せ方ではなく、

男女それぞれ別の場所に座っている、という見せ方で参ります!



写真そのままに、

熊谷は、客席から見て左側に、村尾さんは右側に、

自分たちのイスがそれぞれ決まりましたm(_ _)m



読み合わせのときとまんま変わりません()




ですが、

立ち稽古に入ったということは、

熊谷にはとある試練が待ち受けています、、、。



それは……


編み物をしながらお芝居をしなければいけない!

というもの!!



自分のSNSには上げておりますので、

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、

熊谷、編み物に挑戦するのは、優に20年ぶり。


しかもちょろっとやってみてあっさり挫折しての再挑戦ですので、

まぁド素人もいいところでして(;・∀・)



この稽古が始まる前に、図書館で初心者向けの本を借りてきたり、

YouTubeで確認したり、編み物出来る方に教えていただいたりしましたので、

普段の会話をしながら編み物をするぐらいまでには上達いたしましたm(_ _)m



ですが!

お芝居上で行いながらはまた別物!


あれだけ読み合わせをしてきましたので、

セリフもなんとなくは入っているのですが、、、

いや、もう……

セリフを言いながら、お芝居をしながらですと、もうてんやわんやっっ


すぐ毛糸が絡まって編み物なんかできなくなりました(^_^;)



ぶっちゃけますと、

編み物をしている、というのは台本上の私の役の設定で、

重要ではないといえば重要ではないので、

糸が絡まってできなくっても、

「編み物をしている」という体裁さえとれればOKなのですが、、、



いやいやいや!

それ以前にお芝居ができなくなってたら意味ないやん!Σ(゚∀゚ノ)



セリフをなんとなく覚えてきているとはいえ、初めての立ち稽古。


いろいろとしなければいけないことが一気に出てきて、

セリフなんてすっ飛んでしまっています(^_^;)



そうです。

立ち稽古に入ったときによくなる現象、

その名も、「台本邪魔!」現象()



役作りどころか、セリフを覚えることもかなり難解な別役さんの本。


覚えてきたつもりではいるけども、

立ち稽古に入ったらやっぱり毎度こうなりますわね(*´>д<)



早くちゃんと覚えてしまって、

作品づくりにしっかりと注力できるようにしなきゃっっ




初めての立ち稽古でてんやわんやの熊谷の回でした!()




ではではまた(*^^*)




熊谷