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友達稽古13日目

稽古場日誌13日目




おはようございます!

熊谷です(*^^*)


さすがに意識しなくとも自然と水分補給をしたくなる暑さになってきました。。。

夏生まれですが、暑さには弱いので大変です(_;)


すぐ日陰に入って体力を回復しなければ()

本番中、本番前と、

何人かお休みの方がいらっしゃいますので、

今いるメンバーでできるシーンをm(_ _)m


まだ今回の特殊な演出のルール確認中ですので、

丁寧にその作業を行ってまいります。



とゆーわけでまずは、

前回ご迷惑をおかけした熊谷と上田さんのシーン。



……今回も全くダメ。



前回の稽古が終わってから、

なんだか全く解決の糸口を自分で見つけることができず迎えた本日の稽古。


そらダメに決まってるわな。




今回の特殊な演出のルールとは真反対、

つまり「普通」の舞台の見せ方をしたいこのシーン。


時間を置いたはずの今日でも、

熊谷の頭が全く切り替えられておらず。。。




お芝居の全体的な内容を鑑みて、

このシーンだけを「普通」にすることで、

他のシーンとの対比を見せたいという演出の狙い。


いや、その意図は理解できているのですが、

なぜだかこの「普通」がわからなくなっている……



舞台における、役者としての見せ方を、

自分がちゃんと人に説明できるほど理解できていないのが問題なのですが、

どうやらこの原因はそれ以外にもあるらしい、というのが本日発覚しました。



かなり最初の稽古場日誌においてお話したかと思います。


「主役の男を、女に変えた」と。


元々の戯曲では、主役は男性。

ですが、熊谷を今回の主役に据えるにあたって、

男性のままでなくとも、主役が女性でも違和感がなかった今回の台本。


そのため、女性に書き換えて、

第一主義はこの「友達」を上演することにしたのですが、

どうやらこれが一因になっている可能性が。



お話自体は、

見ず知らずの家族たちに突然の訪問を受けるのが、

一人暮らしの女性でも特に違和感はありません。



ですが、

このお芝居半ばのシーンは、また別。


主役は男性的な考え方で行動しており、

また、相手役の上田さんは元々女性の役。


上田さんの役も、

一部女性的な部分は垣間見えるのですが、

そこは、さすがに上田さん。


元々男性であったかのように、

しっかりとお芝居をされています。



ですが、熊谷はどうでしょう?


元々男性の役であったことも知っており、

かつ、それに引きずられないように意識はしていたつもりでしたが、

役作りが、おそらく元々の「男性」のまま、「女性」の役でお芝居しようとしていたみたい。



また、これは今回の演出の方針。


この台本が書かれた当時の風潮で、

舞台美術に対しても役の感情表現に対しても、ト書き、というより、とても作者からの指示が多いこの台本。


上田さんの役は、

その指示通りに演じるのではなく、

今回の演出方針により、それとは真逆のお芝居をすることが決まっています。



上田さんの役に対するこの演出方針も知っていながら、

かつ、男性的感情や行動のまま女性であろうとした結果、

自分の役としても、相手役のお芝居に対しても、

かなりのちぐはぐ感を生み出していたみたいなのです。




……うーん、、、

頭が固くて融通が利かない熊谷の脳みそω・`)


上田さんへの役の演出方針が決まった時点で、

自分の役の役作りを方向転換するべきだったのにできていませんでした。


その前に、舞台での見せ方が組み立てられてないのが問題ではありますが、

……うん。


そらここのシーンの流れ、頭に入ってこないわ。


だってこのシーンだけ、自分の役の気持ちや感情や考え方がわからないんだもん(TдT)



お芝居前半はちゃんと女性で役作りしてて、

それなのに、お芝居中盤で急に男性心理で行動している。


結果的に、

それまでの主役の女性と、別人物を演じようとしてしまっていたのですねおそらく。



シーンごとに役作りをバラバラで考えられなかったのも問題ですし、

お芝居全体を通して、一貫した役作りをできなかったのも問題。


「もともと男性的な女性」であれば違和感もなかったのでしょうが、

いえ、今回の場合は、台本のテーマを歪めないためにも、

ちゃんと「女性的」であるべき。



もともとの性別を変えているからこそ起こった事案ではございましたが、

うーん、そこに気づけなかった自分よ。


……うおぉぉいぃ!!Σ(゚Д゚)



とりあえず自分で自分にツッコミを入れておきます()




また、本日注意されたものがもう一つ。


「怒っています!というお芝居をしすぎ。」と。


自分の役作りができていないゆえでもあったのですが、

「怒ってたり焦ってるんだよね?!」というお芝居で、

自信がないにも関わらず、自分の役作りに頑なになって稽古しておりました。


その結果、

お芝居そのものが表現過多、

ざっくり言ってしまうと「わざとらしい」お芝居をしていたみたいなのです(^_^;)




やっぱり大事なのは、読・解・力!


見せ方の読解力もさることながら、

台本全てを通しての一貫性のある役作りのための読解力が足りていなかったのが、

熊谷的敗因でございました。・゚・(ノ∀`)・゚・。




今回の稽古場日誌、反省文みたい()


個人的な日記だけで十分やねんそんなん!


けど今日の稽古、

ほとんどここしかしてないのよねぇ。。。



反省文は400字以内で!

いや!

たぶん400字越えてる!

知らんけど!!()←




熊谷の反省文にお付き合いくださりありがとうございましたm(_ _)m


次回以降はそうならないように、がんばる( ´)




ではまた次回!




熊谷