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友達稽古12日目

稽古場日誌12日目




おはようございます!

熊谷です(*^^*)


もう本格的に夏!な気がしますね💦

外歩いてたら溶けてしまわないか心配です()

もちろん本日も立ち稽古!


特殊なルールのある今回の演出。

全てのシーンに、一度このルールを全て当てはめてみてから、

次の段階に進む予定ですので、

もう何回かはルール確認の稽古が続くかな?



参加メンバーの加減で、

前回の続きのシーンからは稽古しづらいので、

そのあとのシーンから稽古!



演出の沢渡さんが舞台奥の画作りをしています。

その間、熊谷のカメラに、上田さんはちゃっかりアピールしてくれました()



というわけで、

お芝居後半戦から本日の稽古はスタート!




今回の演出的に、何気に人数は出ていたりするのですが、

台本上は実質2人のシーン。


ですので、

お芝居前半戦でやっていた特殊な見せ方はいったん置いといて、

一般的なお芝居の見せ方で、このシーンを流してみますm(_ _)m



……うん、うん。

何一つおかしなことはない。

むしろとても見慣れたお芝居です()



だがしかし!

とあるコンセプトにより、今回の演出のルールがあるのです!

これは今回のお芝居全体的に当てはまること!


というわけで、

今度はこのルールを加えておんなじシーンを稽古いたしましょうm(_ _)m



あ、ちなみにですが、

このシーン、唯一熊谷が出ていないシーン。

でも、楽屋に戻れるほどの余裕はないと思うのですが()



こんな感じになりますね、と、

上田さんと平本さんのお二人のこのシーンのルール確認を終えて、

そしてお次のシーンは熊谷も。


平本さんは退場して、

熊谷と上田さんの二人のシーンになるのですが、

いやはや、熊谷グッダグダ。



上田さんと熊谷とのシーンは、

今回の特殊な演出ルールとは真逆、

むしろ普通にお芝居のルールで動いて、との演出指示が。


ですが、

この「普通」というのに頭が切り替えられず、

全く熊谷は動くことができずω;`)



元々このシーンは個人的に苦手で、

シーンの流れも頭に入ってきていないのもありますが、

にしてもひどかった、、、


上田さん、ご迷惑おかけして申し訳ありません(_;)



原因は、

まぁ、熊谷の苦手は置いときましょう。


二人だけのシーンで、

「自分のお芝居プランしか考えていなかった。」というもの。


今回はタイミングが合わず参加されていないのですが、

これまでの第一主義の公演で、演出補として参加してくださっていた牛丸裕司さんは、

「自分のやらなければいけないお芝居は、相手のセリフに書かれている。」と、

よく言われていました。


これは、

「相手が次の反応をしやすいように、自分のお芝居プランを練らなければいけない。」というものでもあります。



なおかつ、

今回の場合は、そのうえで、

相手役のお芝居プランのことを熊谷は全く考えられていなかったということですね。


アクションとリアクションあってこそのお芝居、

相手役あってこそのお芝居。

一人よがり、かつ、視野も狭くなっていたんですね。


一人の人間としてそれはどうだ?という状態です(苦笑)



頭を冷やして出直してきますω;`)




気を取り直して次のシーンへいきますよ!


この次のシーンがまた強敵!


読み合わせの稽古のときの日誌で何度か書いていたと思うのですが、

「いや、なんでそんなことになってんねん?!」というシーンです()


ネタバレ必至なので詳細は割愛しますが、

熊谷のポジションやら状況やら、そのあとの時間の流れやらがもうぐっちゃぐちゃ!


というより、「これが不条理劇?」と思わせられるシーンです()



物語の流れはもう割り切るとして()

この流れを、いかにサラッと次のシーンへと進められるのか、というのがこのシーンの大変なところ。


ここからまた、特殊な演出のルールに戻るのですが、

この特殊なルールだからこそ違和感のない熊谷のポジションなのか、

それともこれがあったからこの熊谷のポジションなのか?()


まぁそこは置いといて、

このシーンから、台本上、熊谷は本当に動けなくなるのですが、

このシーンのメインは、寿葬屋さんことぶっきーさん!



「前を向いてセリフを言う」ということは慣れていらっしゃるのですが、

いかんせん、このぶっきーさんの役もまぁわけがわからない役!


相手役にかけているのか、それとも自問自答のセリフなのか。

読み合わせの段階で少しずつ整理はできていたように思えるのですが、

立ち稽古になると、また、今回の演出のルールを考えると、

果たしてそれを信じて動いていいのかどうか、というの戸惑っているご様子。



演出の沢渡さんも、

かなり悩んでいるシーンの一つですので、メインのぶっきーさんと試行錯誤しながらm(_ _)m




前半戦の山場を越えたと思いましたが、

ここにも大きな山場が!


予想はしていましたが、

それ以上にやはり手強い台本です()




本日は、お芝居の後半戦の3シーンほどを稽古いたしました!

とりあえずは全てのシーンのルール確認をしてしまいたいですね()



ではまたっ




熊谷