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友達稽古8日目

稽古場日誌8日目




おはようございます。

熊谷です(*^^*)



雨続きかと思えば、

晴れ間があったりなかったり。


かなり早い梅雨入りではありましたが、

6月だと思えば普通なのでしょうか?()


傘が手放せない時期ではありますが、

皆様どうぞ風邪などお気をつけてm(_ _)m

ふざけていたり真面目に写っていたり。


この光景はいつまでなのでしょうか!?

今のうちにぷち間違い探しを楽しんでくださいませ!()




本日の稽古は久しぶりな感じが否めません。


だって、こないだの大雨もとい台風2号の影響で、

その日の稽古が中止になったから!


当日は雨がかなりすごかったですものね。

熊谷は特に被害は受けませんでしたが、

皆様は大雨による二次災害などは大丈夫でしたか??(^_^;)


電車や新幹線が運休までするほどです。


やはり天候には逆らえませんね()




とゆーわけで!

なんとなくお久しぶりな稽古!


前回の稽古は役者が全員揃い、

最初から丁寧に、止めながら、

途中途中演出の注釈や要望を加えつつ、

あとは最後のシーンを残すのみ、なところで終えました。


少し日数は空きましたが、

前回の続きから読み合わせしていきますね(*^^*)




本日読み合わせするシーンは、

お芝居では大詰め。

3シーンのみ!



お芝居前半では、

中身のない、ただただ楽しく冗談を言い合っているだけのようなコントのようなシーンが多かったのですが、

さすがにお芝居のラスト前〜ラストのパートになると、

そんなことはありません。



お芝居の大詰めの部分になりますので、

内容も濃くなり、

なおかつ、所々に意味深なセリフや単語が出てくるんですが……



もう、この意味深なセリフや単語に振り回されているのなんのっ!Σ( ˙ ˙ )



ましてや、

今回の本は「不条理劇」というジャンル。


台本上に書かれている設定もはっきりと書かれていない部分が多かったり、

時系列も、「この時点で一体何日経っているのだろう?」

「これは朝?いやでもシチュエーションは夜更けだよなぁ、、、」

と、作者の意図的なものなのかそれとも単なる書き間違いなのか、

そんな細かい部分がけっこー曖昧に書かれていまして。。。



台本を全体的にサラッと読んだだけなら、そこまで気にならないのですが、

いえ、こちらはこの台本をお芝居に作り上げていく側。



台本で曖昧に書かれていたとしても、

演じる側としては何かしらを決めておかないと、

「面白い!」と思ってもらう要素がなくなってしまうのです(´×ω×`)



ですが、

熊谷はわからないパートをそのまま「わからないけどこんな感じか?」と、

ふわっとさせたまま読み合わせをしてしまっておりました。


自分で仮で決めておく設定も、

台本上からの取っ掛かりを見つけられず、そのまま、です。



少し前の稽古場日誌でも書いたと思うのですが、

今回の台本の手強さはこういうところにあります。


「台本に書かれていないことが多い分、作り手側、演じ手側がその部分を補わなければいけない。」というところです。



にも関わらず、

熊谷はそれを曖昧なまま、今も稽古に臨んでおりました。



ベテラン揃いの第一主義の座組ですら、

今回の台本は手強いと感じているもよう。



言い訳がましいですが、

まだまだ実力不足の熊谷ではその部分を補えきれておらず……




ですが、これは本の「読解力」で解決できる!

という話を本日教えてもらいました。



……もうお気付きでしょうか?

そうです。

熊谷は、今回の台本を、

作り手目線ではなく、お客さん目線で読んだまま読み合わせしていたようなのですω;`)



今回の公演の稽古は、

私が主役だというのもあって、

演出の沢渡さんは細かく噛み砕いていろいろ説明してくれています。


そもそも手強い台本だというのもあるのですが、

まだまだ実力不足の熊谷を主役に据えるにあたって、

今回のお芝居を面白くするためにです。



作り手目線ではなく、お客さん目線で今まで熊谷がお芝居づくりに臨んでいたのは、

おそらく、今までの公演でも共通していることです。




では、作り手目線での読解力とは?


「台本上に書かれているセリフやト書きに沿って表現が可能な範囲で、お芝居プランを整理する。」という読解力。


……らしい、、、



……うん、自分で書いてて全然ピンと来てない()


この読解力は、いわゆる作り手、かつ、演じ手目線の読解力。


沢渡さん曰く、「経験値に基づくものだ!()」とのことなので、

私がまだできなくても仕方がないのだとか。




……いや、そんなもの知らない!

自分ができていなくて悔しいことに変わりはないのだ!()




一つのセリフや、ト書きに書かれているアクション一つだけでは、

あまりにもたくさんの情報(感情や気持ち、その役の考えていることなど)を込めたとしても、

伝えられるものはかぎられている、ということらしいのです。


要は、

「台本」という表現するべき土台が決まっている以上、

この台本を逸脱しての表現は、

伝えられるべきものも伝えられない、と。



う〜ん、、、

言葉を足せば足すだけややこしくしている感が否めない()




基本的には表現や気持ちはシンプルに、

かつ、お客さんに伝えやすいもので。


そして、

今回の稽古で熊谷が教えられたのは、

「お客さん目線でサラッと読んだだけの設定以上に、作り手目線でもっと細かく。

そのうえで、最初にお客さん目線で読んだときの設定で演じたときに違和感があるようなら、セリフやト書きを最終目標にした役作りを整理しなければいけない。

そうでないと、お芝居プランそのものが全体通してちぐはぐになってしまう。」と。




……うん、とりあえず、熊谷はまだまだ実力不足で、

作り手側の読解力が足らない!ということはわかりました!()




説明しきれないのは、私もまだピンとは来ていない証拠ですね(^_^;)


理解しきれていないので、

今後の稽古で、頭の片隅に置きつつ、

自分の役のお芝居プランを練っていこうと思いますm(_ _)m




こんな話が中心でしたが、

本日稽古したのはラストパートの3シーンのみ!


今回のお芝居の一番濃いところを稽古しましたので、

なんだかんだでいい時間に。


今日は頭パンク気味ですが、

少しずつでも言われたことを整理していこうと思いますm(_ _)m




ではではまた(*^^*)




熊谷