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友達稽古4日目

稽古場日誌4日目



おはようございます。

熊谷です



さて本日の稽古はー……


なんと!

全員揃いましたー!!!(*)



稽古中に写真撮り忘れたので、

稽古が終わってから撮らせていただきました()


皆様ご協力ありがとうございますm(_ _)m



とゆーわけで!

今回はこんな役者陣でお送りいたします!!


相変わらず後ろの方は楽しくおふざけしておりますが()

この11人での「友達」をぜひ御覧くださいませ




本格的に稽古が始まって初めて全員揃いました。


ということは……

もちろん、おわかりになりますよね??



最初から最後までしっかりと読み合わせをしちゃいますっ!!


待ってましたよこの稽古を!



バラバラで読み合わせをしてても、

想像の中で組み合わせればどのように仕上がるかは大体検討はつくのですが、

いや、それはそれ、これはこれ。


やっぱりちゃんと揃ってる状態で聞きたいじゃない??()



レギュラーで第一主義に参加してくださっている方々がほとんどですので、

役の方向性も見た目の雰囲気も、それなりに理解して配役はしておりますが、

まだまだ稽古は序盤戦。


役者の役作りがどんな感じになっていくのか、

これは演出にとっても役者自身にとっても楽しい作業。


お芝居の土台作り、しっかりと行っていきますよ(*^^*)




実際、

本日の読み合わせの稽古では、

第一主義レギュラー参加の、

ことぶきつかささん、古田里美さん、

そして、今回初参加のキリコさんも、

前回までとは違った役作りで読み合わせをされていました。



前回までは、

柔らかく、温和そうな人柄・喋り方で読んでいた人は、

少し活発なタイプの役作りで。


また、生き生きとした元気なタイプだったのが、

今回は少しおっとりしていて、それでも台本上での機敏さはちゃんと兼ね備えた役作りで、今日の稽古に臨まれたり。




読み合わせだからこそ、いろんなタイプの役作りを試す。


役者同士でキャラクターがかぶらないようにしたり、

役者全体のバランスを見てどのタイプのキャラクターがしっくりくるか確認したりと、

読み合わせの目的も果たしつつ、そして楽しみつつ稽古しております(*^^*)




熊谷も、前回前々回でしっくりこなかった部分、

土台の役作りではないですが、

「相手の話をちゃんと受けて会話する」「セリフのテンポ感を崩さないためにそのときのお芝居プランを変えてみる」など、

小さなことではありますが、前までとは違う形で読み合わせをしてみました。


個人的には手応えがあった気がするので、

最終的なお芝居プランの候補には入れてみようかな、と思いますm(_ _)m


まだまだ稽古はこれからですが()




さて!

この「友達」の内容を知っている方はご存知だと思うのですが、

しっかりとテーマはある台本なのですが、

お芝居の半分ほどは、コントのようなテンポの良い会話。


言い換えると、中身がない部分が大半、と言ってしまってもいいぐらい()



お話の展開上、そのあとの伏線になったりしていますので、

カットしてもいいパート、というわけではないのですが、

それでも、コントのようであることは変わりなく。




この台本が書かれた当時のお芝居の見せ方としては、

「じっくりゆっくり聞かせていく」というのが主流だったそうですが、

いえ、第一主義はそうはいたしません。


コントはコントとして、テンポよく見せていこうと思います!()



さ!

そんなコントパート()を今回担うのは、

こちらも第一主義レギュラー陣、平本真弓さん!!



これまでの読み合わせでは、

ひねりまくられて、かつ、中身のないコントのような会話に対して、

「私、何言ってるのかわからない()」と仰られていたのですが、

いえ、今回の読み合わせではそこを昇華してこられました!


「コントみたいならコントとして喋ろう!」と!



おかげで、、、

テンポが良いったらありゃしない!()



平本さんのコントパートは約2箇所あるのですが、

後半のパートのお相手は、

こちらも第一主義レギュラー参加の上田裕之さん!


このお二人のコントなら、、、

そりゃそうだ。


楽しくないわけがない!()



前回まで「わからない」と言っていたのが嘘のように、

平本さんの存在感が炸裂!()


平本さんのお芝居を受ける側の上田さんも、

楽しそうに反応を返しております




お二人のお芝居を見るのに一番美味しい席に座っていた宮本円さんは、

「首を交互に動かしてめっちゃ見てた()」とのこと()


真面目に稽古しているのに()




台本を読んだだけではちんぷんかんぷん気味だった今回の台本も、

役者が読み合わせをすることで、やはりわかりやすくなっているような気がします()


少しダークで小難しいお話なのですが、

ちゃんとお芝居として楽しくしますので、そちらはご安心を(*^^*)





今回の稽古、役者全員がそろっての読み合わせでしたので、

これまでの第一主義のお芝居の音楽を作ってくださっている我らが音楽家、マツキクニヒコさんも稽古場に来られていました。


「全員の声や雰囲気を理解しているほうが、お芝居の音楽を作るうえでの指標になる。」と、

本日の稽古は、演出家だけではなく、音楽家にとっても収穫があったよう。



やはり、役者が全員揃っているのは大事ですね




最初から最後までしっかりと読み合わせができました!

「わけがわからない、、、」という状態だった序盤から、

ちょっとずつ今回のお芝居のイメージが具現化されつつあるかな?


まだまだ稽古は始まったばかりですので、

もっともっと作り込んでいきますよ(*^^*)




ではまた次回!




熊谷