稽古場日誌2日目
おはようございます!
熊谷です(*^^*)
雨が降ったりしたのでちょっとムシムシしていますね。
何気に体力を奪われやすい気候ですが、
これから稽古に励んで参りますよ(*•̀ㅂ•́)و✧
というわけで!
稽古の第一段階!
読み合わせですっ✨
残念なことに、
本日はキャスト全員そろってはいなかったのですが、
まずは配役のバランス、声のバランスを確認するために、
最初から順にm(_ _)m
前回もお伝えしましたが、
今回の公演は、第一主義、新たな挑戦をいたします。
これまで7本連続でお借りしてきた、岩橋貞典さんの本ではなく、
不条理劇の代表作家、安部公房さんの本。
その安部公房さんの「友達」を上演いたします。
少しコアな作品ですが、演劇人の中では有名な作品ですので、
見たことがある方もいらっしゃるかもしれません。
お話は、
とある男性のもとに、8人の大家族が突然訪問してくるところから始まります。
……なのですが、
今回、演出と配役の兼ね合いにより、
この男性を、”女性”に変えて、上演することにいたしました!
というのも、この”女性”を、熊谷に配役するため!
そうなんです!
熊谷、今回主役なんです……っ!
あなおそろしやっ!(笑)
第一主義の主宰兼演出の沢渡さんが、
初めに演出プランを考えているときは、
主役は「男性」のままで、熊谷も男性で演じる方向でした。
ですが、何度も台本を読んでいるうちに、
「男性ではなく、女性でもこのお芝居は違和感がないのでは…?」という考えに至り、
結果、主役の男性は女性に、
それに伴って、他の役も、一部性別を入れ替えたりいたしました。
おかげで、、、
いや大変でした校正(笑)
元々男性だった役を女性に、
女性だった役を男性に変換するにあたって、
やはり言葉の使い方などが変わってきますので、
その確認を何度も何度も……。
そんな作業を経て、本日初めての読み合わせ。
ちょっとした誤字脱字も新たに洗い出しつつ、
かつ、やはりそれぞれの性別のイメージに沿った言葉遣いに直したり。
あんなに何度も読んだのに、誤字脱字がたくさん出てくるのは悔しいところですが、
いや、それ以上に、
熊谷が今日感じたことは、
「主役である私がお芝居のテンポ感を握っているんだ…!」ということ。
ざっくり言ってしまいますと、
お芝居のパターンには、「攻め」芝居と「受け」芝居がございます。
アクションとリアクションですね。
この2つがちゃんと合わさって、お芝居が構成されているのですが、
主役である熊谷の役は基本的に「受け」側。
リアクションが大事になってくる役どころです。
ですが、熊谷は自分の性格も相まって、
受け芝居は、攻めよりもまだまだ未熟。
自分の役の土台がしっかりしていないとリアクションはちゃんとできないんだなー、
ということだけはここ最近気づけたのですが、
今回の読み合わせ、
ただただ反応をし続けるシーンになるとどうも注意力散漫になってしまっていたような気がしまして、、、
結果、「あ、私が読み合わせのテンポを崩してしまっている…」
と後から気づいた次第でございます(^_^;)
中身のない、コントのような掛け合いのシーンですので、
テンポよくいきたいシーンだったのですが、
ちょこちょこ挟まってくる私の反応のセリフが少し遅れただけで、
その都度シーンの空気感を壊してしまう。
責任重大です……っ!
主役だから〜ではもしかしたらないのかもしれませんが、
今回の主役に関しては、そんな役割があるのだ、
と感じた初めての読み合わせでしたm(_ _)m
一人で黙読しているだけではわからなかったことが、
みんなで読み合わせして気づくことができました。
熊谷、今後意識していきますm(_ _)m
約3分の2ぐらい、
最初から順に読み合わせをして本日の稽古は終了!
初めて、ということもあってか、
第一回目から長めに稽古しちゃいました(笑)
次回は、今回お休みだった方々のお声での読み合わせが聞けるかな?(*^^*)
ではまた次回✨
熊谷