死なない薬 26日目

稽古場日誌26日目


おはようございます!

熊谷です(*^^*)



しゃ、、、灼熱


梅雨明けした途端、一気に猛暑日続きですね(^_^;)

外をちょっと歩くだけで、「シャワー浴びたい!」という気持ちになってしまいます()


皆様、どうぞ熱中症にはお気をつけて!


稽古場では、しっかりと水分補給をして、

熱中症にも感染症にも対策万全で臨みますよー!!


さ!

さすがにそろそろやりたいな!


通し稽古!


……と、思っていた矢先、

急遽稽古お休みの方がω;`)



いつもなら、もっと早い段階で通し稽古しているのですが、

今回の稽古は思っていた以上に全員揃う日が少なくて……(;・∀・)



通しはできなくなってしまいましたが、

それはそれ!


お休みの方のところは飛ばしつつ、

半通し稽古いっちゃいましょー!!



頭から順に、お休みの方のところを飛ばしつつ、

また、可能なところは、演出補の牛丸さんにセリフだけ飛ばしてもらいつつ、

シーン毎に稽古していきますね(*^^*)



確実に精度が上がっていっている、一番最初のシーン。

老人たちのレクリエーションタイム、そしてそれに続くおやつタイム。


一部の小道具が発注中のため、

そちらは仮の小道具で行っているのですが、

仮とはいえど、あるのとないのとでは、大違い。


エアー小道具のままですと、

段取りの調整も曖昧になってしまいます。



A4サイズの板のような物なのですが、

そちらは現在、ダンボールで代用中。


みんなとタイミングを合わせたり、

渡す順番を計算したりと、

本番用の小道具ではなくても、

準備はしておいたほうが何かとあとあと楽ですからね。


ちょっとでも前進しておきます(*^^*)



また、先日の稽古あたりから、

劇中の曲が少しづつ仕上がってきています


一番最初のレクリエーションタイムの曲がちゃんと一曲として終わるように調整したりなど、

お芝居の様子を見つつ、

稽古場で音楽を作り続けてくださっているマツキさん。



シーンとシーンを繋ぐ、

いわゆる場面転換のときに使う「ブリッジ」の曲も、本日お披露目


一番最初に流れるレクリエーションタイムの曲。

この5拍子ステップのメインテーマをベースにした、

ちょっとポップな感じのブリッジ曲。



なかなか通し稽古ができてはいないのですが、

通しができていないだけで、

本番の準備はほとんど出来上がっているのです(*^^*)




新曲もお披露目しつつ、

小道具の処理も、より手際よく終えられるように調整しつつ、

どんどん次のシーンに進んでいきます。


そろそろ役者紹介も大詰めですね

本日の役者紹介はー……


第一主義初参戦!

劇団しし座さんの、斉藤彰一さんです!


高身長で、低い良い声男子第二弾!()


ちょっと照れながらお写真撮らせてくださいました()




本日の役者紹介がなぜ斉藤さんなのかと言うとー……


この次のシーンで、

第一主義の面白大好きベテラン勢の攻撃()をまぁまぁモロに食らっているから!()


モロに、というか、目の前で、というか、なのですが()

共に同じシーンに出ていることによって、

素で笑ってしまわないように、と頑張っていらっしゃいます()



初めて参加する劇団や演出家、役者もほとんど初めましてな座組ですと、

面白大好き!小ネタ入れるの大好き!でも、

台本に書かれていない小ネタを入れるかどうかは、

やはりそのときの演出の方向性などで変わってくるというもの。


ましてや、初めての座組ですと、

さすがに様子を見つつ、どこまで入れていいかは考えます。



しかし!

レギュラー陣ばかりの第一主義!


「入れて良いんですよね!?」とばかりに、

古田さんに限らず、

楽しそうに、毎回毎回、違う小ネタを入れてこられます()



この毎回違う「楽しい」を入れてこられるレギュラー陣たちに、

斉藤さんはどうやらびっくりされているご様子()


今回の小ネタは、どうやらかなり面白かったらしく、

セリフが出てこず、一瞬お芝居が止まってしまいました。



いやー、熊谷もありました。

前回の「ブキミの谷」で、古田さんの面白ネタをモロに受けて、頭真っ白になったこと!()


シーン的にあまり小ネタは入れづらいところでしたので、

そのネタは稽古場オンリーでしたし、

そのとき一回こっきりでした。



しかし!

現在斉藤さんがモロに食らっているシーンは、

面白ネタ、小ネタ入れたい放題な楽しいシーン!



劇中より一部抜粋ですが、

「妖怪みたいなものですよ。」

というセリフがあります。


このセリフに対して、

某アニメの小ネタを入れた古田さんに、

その小ネタに乗っかることができる役どころの上田さん。


お二人で、「前々からこのネタ入れたかってん!」と、

意気投合しているなか、

戸惑いと動揺、そして「どうしたらいいのだろう?!」と、

一生懸命ついていこうとしている斉藤さん。



熊谷はまだ他のところに出られるほどの技量が伴っていないので、

正直、第一主義での稽古場しか知らないぐらいの状態なのですが、

それにしても、これだけ毎回毎回、いろんな小ネタを入れてきたり、

いろいろな試行錯誤、様々なお芝居の引き出しを出してくる稽古場も珍しいらしく。


びみょーに特殊な環境にいさせていただいているらしい熊谷は、

この第一主義の稽古場が特殊らしいことに、

ぴんと来ているような来ていないような()




シーンの雰囲気を壊さないのなら、

小ネタは入れられるだけ入れて、このあとお気に入りをピックアップいたします!()


いろいろなことを試すのが目的の稽古場。

今回は特にその色が強めに出ている公演の稽古かもしれません()



おかげで、

「この期に及んで見たことないシーンがたくさんあるね()


と、演出の沢渡さんはよく言っています()


てゆーかこの言葉、

私、今回の稽古場日誌でよく書いている気がする()



それぐらい、毎回毎回小ネタを突っ込んでくる、

第一主義のベテラン勢。


面白ネタもろ受けですが、

斉藤さん頑張ってくださいませ!


実は熊谷も素で笑ってしまわないように頑張ってます()



さて、今回のお芝居、

これまであんまりピックアップしていませんでしたが、

「ここに音楽を。」と、演出から指定されていた箇所がございます。



それがニ枚目の稽古写真のシーン。


そう!

ストロベリーソングオーケストラの寿葬屋さんことぶっきーさんのシーン!



けっこー前の稽古場日誌にはなりますが、

今回のお芝居でのぶっきーさんは、

わかりづらい例え話をずっとし続けている、不思議な役どころ。



このわかりづらい例え話の長ゼリフの部分、

ここに合わせた音楽が、本日初お披露目となったのです!!


マツキさんありがとうございます!



このぶっきーさんの長ゼリフ、

実は読み合わせの段階から、マツキさんに相談していた部分。


マツキさんの得意な変拍子の曲調で、

その曲のテンポに合わせてこの長ゼリフを言う、

というなんともまた難解なオーダーが事前に出されていたのです!



そのシーンを稽古しながら、

その長ゼリフに入った瞬間入れられた、初めて聞く音楽!


セリフも盛り上がるであろうタイミングで、

曲も更に盛り上がります!


ストップウオッチ片手に稽古の様子を見、

そのうえでセリフにしっかりと沿う長さで、マツキさんは曲を作られていたのです!!



シーンの雰囲気にあった曲調、そしてその長さ。

ここを音楽で調整してこられるのは、

さすが我らが音楽家、マツキさんです!



しかし!

ここで忘れてはいけません!


ここで更にすごいのは、

もちろん、ぶっきーさん!



事前にオーダーされていて、

「こんな感じだから。」とわかりやすい例えもされていたとはいえ、

初めて聞いた音楽に、

ほぼ狂うことなくテンポを合わせて長セリフを言い切ったぶっきーさん。



ご自身の所属されている、ストロベリーソングオーケストラさんでの得意技らしいとは聞いていましたが、

それでもこんなあっさりとできるものなのでしょうか?


ぶっきーさん自身が慣れていらっしゃるのもあるとは思いますが、

熊谷は最初合わせられても、絶対曲半ばで1拍目を見失う自信しかありません(;・∀・)




何気に初お披露目の劇中曲が盛り込まれてきた本日の稽古。


本番に向けて、更に完成に近い形に仕上がってまいりました



そして!

そろそろ!

通し稽古がしたい!()




ではではまた(*^^*)




熊谷