カーゴ6日目

稽古場日誌6日目


おはようございます!
熊谷です(*^^*)


さてさてもちろん本日も稽古!
そんでもってまだまだ読み合わせがっつりいきますよー!!


と、その前に…

お帰りなさいませ!
マツキさーん!(*≧∀≦*)


我らが音楽家、マツキクニヒコさんが、
稽古場に来られました!

そうなんです、
つい先日まで、てゆーか本当に前日まで、
マツキさんは自身の所属するフラワー劇場さんの公演をされていました!

しかも、
フラワー劇場さんでは、作、演出!

なんとまぁ、日常の、どこにでもあるようなお話を、
とても素敵に、そしてほっこりとさせてくれるお芝居をされていました✨

あ、もちろん、本職は音楽家。
きっちりと、劇中ではマツキさんの曲が流れていましたよ✨


ちなみにですが、
マツキさんはこのフラワー劇場さんの公演、
7月に第一主義の公演があるからという理由で、
この時期に公演をされたそうです。

なんともありがたいお話ですm(__)m


というわけで、
マツキさんも稽古初参加で、稽古始めちゃいますよ!

はてさて本日も読み合わせ。

それもそのはず。
もっとやらなければというのと同時に、
まずはマツキさんにどういうお芝居にしようとしているのかを見せねば…!

だって我らが音楽家なのですもの✨


というのも、劇団第一主義。
専属(勝手に専属にしちゃってます笑)の音楽家がいるというのもさることながら、
稽古場で稽古を見ながら、お芝居に合わせた音楽を作曲してもらっているのです!


それは第一回目の公演からずっと。
これはマツキさんの夢でもあったことなのだとか。

とある別の劇団さんで、
稽古場で稽古を見ながら作曲する。

それを見たとき、やりたい!と思われたのだそう。

スタッフさんが、
演出の沢渡さんも含め、プロの方が多い座組でございます。

とはいえ、規模は関西の小劇場。
何もかもプロ仕様とはいきません。
劇中の曲だって、既成のものを使うことが多いはず。

ですができるところは全力でやるのです!
そういったシステムを何故か持っている(笑)沢渡さんは、
マツキさんのために全力でそれを用意いたします!(*≧∀≦*)


ちなみになのですが、
劇団第一主義は、基本的には会話劇。
そして沢渡さんは劇中でBGMを使うのは、基本的には好みではないのです。

前回公演「主人公は死んでいる」では、
劇中劇が多数でしたので、演出としてそこはがんがん音楽が流れておりましたが、
今回はそういったお話ではございません。

音楽があるかどうかはさておき、
我らが音楽家にもどういったお芝居なのかはちゃんと見せねば!


あ、前回公演の音楽はもちろん全て、
マツキさんが稽古場で作曲してくださったものですよ(*^^*)


というわけで、
人数とメンバーの加減を見て、
読めるところから読んでいきます。

大人数のシーン、
とあるペアのシーン、
主人公の夫婦のシーン。

やはり、これだけ読み合わせしたこともあって、
沢渡さんの演出方針にそった読み合わせに着実に固まってきています。


そう、大事なのはテンポ感。
そしてメリハリ。

今回のお芝居、もとい、
岩橋さんの台本、
かんなり密度も完成度も高い作品。

しかも、
一番最初に申し上げました通り、
「投げっぱなしやん。」の今回の作品。

お客さんに何をお渡ししたいのかを明確にせねば、
本当にただただ「訳のわからない」作品になりかねないのです。


と、ここで、
演出から、今回のお芝居の美術プランの話が…。


「ここにこういうパネルがあって、ここにもパネルがあって…」


などなど。
なんだか話を聞いている限り、
今回の舞台美術のテーマは“歪み”や“違和感”。


「全部斜めにして違和感を。」


こんな言葉も出てきておりました。

以前の読み合わせの稽古でもこの美術プランの話はちらっとされていたのですが、
そのときは全くのちんぷんかんぷん(>_<)

しかし、
読み合わせの稽古を重ね、演出の方向も少しずつわかり始めてきている現在、
熊谷でも少しだけ「こんなかんじ??」というのがなんとなくイメージできました。

それでもまだまだちんぷんかんぷんなのは変わりないのですが苦笑


いやー。
お稽古を重ねるって大事ですね(^_^;)


そんな話を、
役者陣、そして音楽家に話をすることで、
よりお芝居の密度を上げて参りますよ!


というわけで、
読めるところの読み合わせを美術プランも想像したうえで、
本日の稽古は終了!

さてさて、
読み合わせもじっくり行って、舞台のイメージもしやすい状態になってきておりますよ!


もしかしてもうそろそろ立ち稽古かな??


ではまた次回(*^^*)